特殊清掃☆佐世保市
こんにちは!
Pulitoです (●゚ェ゚))
最近は特殊清掃の案件が多くなってきています。
お客さまとの会話の中でも『年寄りには風呂場やトイレの場所の冷え込みは耐えきらんとよ』『昔に比べて近所付き合いも減ってきたから、発見されるのも遅くなるとたいね』『明日は我が身たい!そいけん、息子に話ばしとかんばね!』と孤独死に関しての意識が高い話をされる方が多いような気がします。
それだけ特殊清掃の案件が増えているということなのでしょう…。
そして『孤独死』という言葉が世に浸透しているのでしょう…。
様々な原因を考える一方で、各自治体では孤独死を防止するために対策を検討し始めています。
佐世保市では、孤独死防止など見守り体制の構築のため、地域包括支援センターを中心に民生委員児童委員や地域住民、関係機関などとネットワークを強化しているほか、「緊急通報システム」など緊急時の即応体制を確保するための機器を活用するなどし、高齢者が安心して生活できる環境整備を行っているそうです。
国レベルでも、孤独死問題が重要課題として取り上げられている近年。
孤独死対策で重要なのは、“ 外部との関りを持つこと ”です。
地域社会との交流や民間企業による見守りサービス、またアプリを活用という方法もあります。
他人に関心を持たない社会では、この先も孤独死は増え続けるでしょう。。。
そうならないためにも、お互いに助け合い、支え合う世の中になって欲しいと思います。
さて、作業報告です。
今回はご自宅の居間で亡くなられていたのを発見され、家財撤去と汚染箇所の清掃のご依頼でした。
ご依頼者さまは県外に住まれており、見積もりから施工完了まで立ち会うことが困難とのことで、電話及びメールにて終始やり取りを行いました。
佐世保市にある賃貸住宅2Kでの作業です。
【before】①
汚染物を撤去し、畳の下を確認すると数ヶ月経過していたためか床材まで汚染されていました。
幸い、根太(床をはるために必要となる下地)までは汚染されていなかったので、汚染されている床材のみ張り替えました。
【before】②
【halfway】
【after】
床材を張り替えると、臭いの元も無くなったためか臭いが軽減されました。
あとは壁などについた臭いをオゾン機で除菌・脱臭です。
…とその前に遺品整理の before ~ after です。
【玄関】
【キッチン】
【トイレ】
【浴室】
【各部屋】
今回は、ハウスクリーニングを全箇所施工し、畳・障子・襖も張り替えました。
故人さまは愛煙家だったようで、なかなかのヤニ汚れとの戦いでした…。
玄関ドアから部屋全体、そして遺品となる品々にもヤニが付着して臭いと変色にスタッフ一同驚きました。
そして、ライターやマッチが至る所から出てくる、出てくる。。。(・´з`・)
食器棚からタンス、台所、チェスト、カバン、洋服の中、まさかのジュエリーボックスから…とあちこちから出現するライターに思わず笑いが出てくるほどでした。
全工程が終え、部屋の中は新品の畳の香りとピカピカのワックスがかかった床。
そして、パリッとはられた障子と襖。
きれいに磨かれた窓辺からは光が差し込み、部屋全体が明るくなりました。
スタッフがやりがいを感じる瞬間です☆
ご依頼者さまに施工後の写真をお送りして作業完了です。
また、不動産会社さまへも施工後の写真及び物件の鍵をお渡しし、作業完了報告をしました。
ご依頼者さま、不動産会社さま、ともに大変喜ばれました。
お客さまの笑顔が私どものチカラとなります o(・д´・+)9”
ご用命は是非とも Pulito へ!!!